自分と向き合うノート・手帳術「まずは、書いてみる」が教えてくれること

まずは、書いてみる
手帳ライフ研究家の藍玉さんの著書「まずは、書いてみる」を読んで、自分が書くことに意識的になり始めた頃のことを思い出しました。

“1000人以上を研究してわかった手帳&ノートのスゴイ使い方”と帯にあるとおり、リアルで実践的な手帳活用術がたくさん掲載されているこの本。

でも、私には「まずは、書いてみる」というタイトルと、前書きで語られる藍玉さんのエピソードが読んでいて心に響きました。

はじめは「まずは、書いてみる」ことも大きなステップだった

本の冒頭の「はじめに」で、人にはなかなか相談しづらい悩みや辛かったことを、日記帳に受け入れてもらっていたことが書く習慣のきっかけだと書かれています。


私はこの前書きを読んで、自分が手帳やノートに書きはじめた頃のことを思い返してみました。だいぶ今とは様子が違ったなぁと。

書くことに身構えて、何を書いたらいいか考えあぐね、やっと書いたけれども、それは本当の気持ちとはかけ離れたよそよそしい内容で・・・。


頭の中に渦巻いている考えや気持ちはというのは、言葉で考えているようで、いざ書こうとするとなかなか言葉にしにくい、それだけ曖昧なものなんでしょう。

そのことに気づくまでは、書くことに非常にエネルギーを要して疲れていました。


それに、意思を持っているわけでもない、紙でできた普通のノートなのに、他人に見せることもないのに、本心を書くのに抵抗を感じていました。

言葉にするときに向き合わなければいけない辛さもあったし、主観から切り離して客観的になることの難しさもあったと思います。


文中に“書くことは、自分の心を映し出す鏡のようなもの”と書かれていますが、私がそこまで書けるようになるには、長いウォーミングアップ期間がありました。

人の繋がりがあったから楽しいプロセスなのだと思えた

いろいろな手帳を試した
本来なら、辛くて嫌になり、自分には手帳やノートは向いていないんだと諦めていただろうなと思います。

そうならずに書くことに向きあうモチベーションを保てたのは、同じく書くことに熱心な人たちの存在がありました。


「まずは、書いてみる」の著者の藍玉さんが主催する#手帳ゆる友での投稿を見たり、手帳好きが集まるオフ会に参加したりする中で、使ってみたいノートや手帳に出会ったり、使い方のアイディアに刺激を受けたり、同じ悩みを共有したり。

長年書くことに親しんでいる人でも、今なお現在進行形でいろいろな方法を試したり、新しい手帳にときめいたりする姿をみて、書くことに取り組むのは終わりのない楽しいプロセスで、失敗なんかない、というイメージを持てたのも大きかったです。


どんなにぎこちなくても、見よう見まねでもまずは、書いてみる。そこからだんだんと心のリミットを外していくことで、思いのままを書けるようになってきたと思います。

等身大の自分に重なるからスッと心に入ってくるアイディア

この本のメインである手帳の書き方のアイディアは、そうした人の繋がりのエッセンスが詰まっています。


藍玉さんの実生活の中からうまれた手帳術や、手帳ゆる友さんとの交流で出会った生きたアイディアは、その背景にあった悩みから語られるので、自分に重ねあわせやすい。

ビジネス誌の手帳特集はハウツーと成功談にフォーカスが当たっていて、頭では理解できるけど、なかなか実践する気にはなれないことが多いです。

一方、「まずは、書いてみる」では、アイディアがうまれるもとになった感情や、やってみたときの気持ちがいきいきと描かれているので、自分ごととしてとらえられるし、ワクワクできるのでしょう。

立ち止まってしまったときに思い出したい言葉

複雑に考えすぎたり、身構えすぎて、書くことに慣れてきた今でも、ときどきペンをもったまま固まってしまうことがあります。

そんなときは、おまじないのように「まずは、書いてみる」というフレーズを思い出してみようと思います。

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